平成29年度事業完了
平成28年度事業完了
平成27年度事業完了
平成26年度事業完了
平成25年度事業完了
平成24年度事業完了
平成24年度事業完了
平成21年度事業完了
平成18年度事業完了
平成20年度事業完了
平成19年度事業完了
平成18年度事業完了
平成16年度事業完了



里山再生事業
 私たちは、集落の西側の丘陵地を「里山」と位置づけ整備事業に取り組んできました。
この丘陵地はその昔は畑地として耕作がされていた所です。
私たちの集落は「富栖杉」の産地として有名であり、戦後の山林ブームの時代は、この「富栖杉」に大きな恩恵を受けてきました。5反(5000u)の山の杉の木を伐採して売れば大きな家が建った時代もあったと聞きます。「富栖杉」のさし苗は飛ぶように売れ、この畑地にもさし苗用の杉の木がどんどんと植えられ、大きな現金収入を得る場となりました。
「末広」はまさに林業に支えられた「森林王国」といえる時代があったのです。
しかし、木材価格が低迷し経済林としての価値を失う中で私たちは「山」に入らなくなり、杉林は放置され、荒れ果て集落から四季と日照を奪い安全をも脅かす存在となってしまったのです。
私たちの「里山再生事業」は、集落を取り囲む杉林を広葉樹に植生がえして、山・森を明るい森林空間として再生することにより、住環境改善と交流の場の創造を願った「里山復権事業」と位置づけたものです。
しかし、山里の小さな集落には組織的にも資金面においても何の裏づけも無い「夢物語」であり、兵庫県や姫路市の行政的な支援を受けながらの活動となりました。

里山再生事業の経緯
平成 14 10 井戸県知事を迎え「西播磨さわやかトーク」を開催
平成 15 1 人と森の共生を目指した」末広山林整備構想図を作成
平成 15 6 末広山林整備事業特別委員会設立
里山再生事業、循環の森整備事業の検討開始
平成 16 1 3 循環の森整備事業 モデル施業(約5.0ha)
平成 16 4 里山林再生事業決定 平成16年度(10ha)
平成 16 8 10 台風16号、18号、23号が襲来して、里山再生事業計画地内に大きな風倒木被害を受ける。
平成 16 12 風倒木緊急処理事業により災害復旧に取り組む。
平成17年5月
平成 17 5 17 平成17年度里山林再生事業計画について変更協議
平成 17 11 里山林再生事業 兵庫県みどり公社により着手、完了
平成18年3月

里山地区の状況
平成16年の台風は、里山地区の中心部にも大きな風倒木被害を与えました。
風倒木被害地は、風倒木緊急処理事業(倒木処理、搬出、植栽)にて対応していただきましたがその事業の性格上、浮いた根株の転倒を避けるため通常の伐採より高い位置で伐採がされ大量の根株が残ると共に、倒木の枝は搬出されなかったため野積み状態で散乱し、そこに草が生い茂ったため景観も悪く草刈も非常に危険な状態で約3年間放置されることとなりました。
これは私たちの思いとは大きく異なるものでありましたが、集落の力だけではどうすることも出来ず、兵庫県西播磨県民局に、現状視察と対策の検討をお願いすることとなりました。

里山地区中心部の状況(H21,5)  

里山草刈隊出動(H20,11)詳細>>>>

里山草刈隊出動(H20,7)詳細>>>>

里山視察に来訪(H21,3,25)詳細>>>>

平成21年度事業
里山地区中心部の景観の改善と安全の確保を目的として下記の事業を採択していただき、行政的な支援を受けることになりました。

@ 里山ふれあい森ずくり(住民参画型)事業 〔兵庫県農林水産局 豊かな森ずくり課〕
住民参画のもと里山整備を実施するもので、森林整備、遊歩道、植栽、便益施設及び森林整備に必要な資機材等について助成をする事業
(H21,10〜H22,3に実施)
A 里山維持管理事業〔姫路市単独事業〕
姫路市内の里山公園についての維持管理を助成する事業
(H21,8〜9に実施)
B 姫路市緑の募金事業(里山保全支援事業) 〔姫路市緑の募金推進委員会〕
里山管理団体が実施する里山林の草刈及び施設補修を助成する事業
(H21.10〜11に実施)
C 森と緑のふれあい支援事業(森林ボランティア活動支援事業)〔兵庫県緑化推進協会〕
県民が参加する植栽活動等を助成する事業
(H22.3〜10実施中)

植林作業 (H22,3,6)詳細>>>>
施業現場の視察 (H22,3,15)
兵庫県西播磨県民局の関係者の皆様に工事現場の視察をしていただき、あわせて今後の整備、運営について貴重な助言をいただきました。

平成21年度事業完了
里山地区の中心部は、大量の根株が除去(搬出)され、散乱していた倒木の枝は集積され又周辺の杉林は間伐により整備が行われ、遊歩道やベンチも新たに設置されました。
山桜、いちょう、もみじ、つつじなどの苗木約100本も植栽され、おかげで見違えるような里山の姿となりました。
今では、集落が見渡せる「見晴らしの丘」は、子供達の遊び場として又絶好の散歩コースとして安心して利用することが出来る様になっています。

里山整備の展望と課題
平成21年度事業により、私たちの里山再生事業は新しい段階に入ることとなりますが解決しなければならない課題も山積しています。
・土地所有者との協議
見晴らしの丘を中心とする 約3.0haの丘陵地は、昔の畑地で小さな段々畑が集合している場所であり土地所有者もかなりの人数となっています。
平成16年5月に各土地所有者と安富町長の間で「里山林再生事業地管理協定書」が20年間の期間として結ばれ整備事業が進められ現在に至っていますが、その後の台風による風倒木処理事業などにより地形が大きく変わってしまい、土地の境界が判らなくなっているのが現状となっています。
高齢化と過疎化が進むなかで、集落の環境保全の観点に立てば集団的な管理が必要不可欠であり、各土地所有者との協議を進め将来的な方向性を明確にする必要が有ります。
・周辺の山林整備
見晴らしの丘の南側の山林は、杉林と竹やぶが手つかずの状態で景観と見晴らしを阻害しており間伐などを実施して整備の必要が有ります。
・維持管理と収益性
今回 約100本の山桜などの苗木を植栽しましたが、これを年々充実したものにしていく必要が有り、それには継続した維持管理の仕組みづくりが大きな課題となってきます。 
シルバー世代が楽しみながら収益が上げられ、あわせて景観も改善していけるような土地利用計画の模索、検討が必要となってきます。
・交流の場、体験・環境学習の場
県道から良く見える丘陵地であり、作業車も乗り入れることが出来る便利な立地条件を生かし、都市住民(ボランティアグループ)との交流の場として又子供たちの体験・環境学習の場の場として位置づけ、私たち地域の者たちと一緒に汗を流し「里山復権」に取り組んでもらえるような仕組みずくりの検討の必要もあると考えています。

いずれにしろ小さな集落だけの力では困難な事業であり、引き続き行政的な支援と助言をお願いしながら、また色々なご意見を伺いながら「里山整備」を進めて生きたいと思っていますのでよろしくご協力の程お願い致します。
平成22年4月
末広区自治会






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新しいふるさとづくり実行委員会 広報部
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